大きなカブクワでギネスを目指そう!
手からはみ出んばかりに育ったカブトやクワガタ。
その存在感は圧倒的で、見るものの目をくぎ付けにします。それが自分で飼育したものならなおさら!
ケースの中で土に上がってくる新成虫を手に取れば、心は静かな興奮に満たされます。
そしてそのサイズに至るには様々なドラマが。ギネスを通せば、そんな感動を共有することができるのです。
むし社が発表するギネスレコード
今回ご紹介致しますのはカブトムシとクワガタムシのギネスサイズ。
ですがサイズの話に入る前に、だれがギネスを決定しているのかをご説明いたします。
今回、ギネス認定者として選ぶのは東京都に本社があり、
昆虫専門の卸・出版を手掛けているむし社(クリックするとむし社様のHPにアクセスできます)です。
そしてこのむし社は出版するBE-KUWA上で行われるBE-KUWA RECORDにてギネスを発表しています。
このコンテストへ毎回全国から多くのブリーダーが応募しており、
ここでギネス認定されることは非常に名誉なこととされています。
カブトムシのギネス保持者は哀川翔!?
それではギネスサイズの話へ入りましょう。
あなたは日本で一番大きなカブトムシはどのくらいのサイズと思われますか?
参考までに、野生のカブトムシは大きくて54mmくらい。それでも野外でみれば大迫力です!
そんなカブトムシをあらゆる方法を用いて巨大化。その大きさは2015年に88.0mmに到達しました。
因みに、この年のギネスホルダーは哀川翔さん。無類のカブトムシ好きとして有名ですが、
ギネス保持者であることはご存知なかった方が多いのではないでしょうか?
そして記録は伸び、2019年現在、レコードは91.5mm。
そして現在も多くの人がギネスを目指し、さらなる大型化を目指しています。
クワガタムシのギネスは??
カブトムシと同じくらい、もしくはそれ以上に盛り上がっているのがクワガタのギネスコンテストです。
中でも国産オオクワガタは、その知名度からも分かるように、技術の進歩・人気ともに群を抜いています。
そして現在(2017)のギネスは90.5mm。そのサイズは野外個体の大型サイズ、
70mmから大きく離れておりもはや別種の感を受けます。
また、オオクワガタを包む熱気も凄まじいもの。
例えば1999年には80mmオーバーのオオクワガタが1000万円で取引されたと話題になりました。
その熱はまだまだ冷めておらず、現在でもさらなる大型個体を目指し
多くのブリーダーが凄まじい努力を重ねています。
ちびギネス!?
カブクワのサイズを競う当コンテスト。実はここで競われるのは大型個体に限りません。
どれだけ小さいか。これもまた同じBE-KUWA上でコンテストが行われています。
その名もチビレコード。そのレコードを少し覗いてみましょう。
・カブトムシ26.3mm。
・ノコギリクワガタ24.2mm
・ヒラタクワガタ18.8mm
・・・
(全て2019年レコード)
ここまで小さいと逆に凄いですね。
小さい個体に注目する、ちょっと変わったカブクワの楽しみ方でした。
まとめ
ここまでカブクワのギネスについて簡単にご紹介致しました。
レコードは主にむし社にて認定され、大きさに加え小ささも競われます。
レコードの裏にはドラマがあり、楽しみ方は無限大と言えるでしょう。
あなたもレコードを狙って、カブクワを飼育してみませんか??
・あわせてどうぞ!
次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに!
哀川翔さんのカブトムシを紹介!是非ご覧ください!