ASAPアニマルニュースです!
皆の憧れ!ヘラクレスオオカブト!
カブトムシ好きの皆さま、こんにちは!突然ですが、
あなた様はヘラクレスオオカブトがお好きでしょうか?無論好きですよね!
今回はその飼育方法をご紹介いたします!
ヘラクレスオオカブトは体長、人気共に、No.1との呼び声高く、
飼育は難しいのでは?と思われがちです。
ところが、実は国産カブトの飼育法と基本は同じなのです!早速みていきましょう!
国産カブトの飼育方法を応用!?違いはどこ!?
産卵セット、飼育用マット、餌換えのタイミング。
基本はヘラクレスオオカブトと国産カブトムシにほぼ差はありません。
大きな違いは下をチェックしてみてくだサイ!
1年を通して22~25℃の温度管理が必要
大型のケースが必要
卵の回収が必要
個別管理が必要
成虫までの期間が長いなど、全体的にスケールが大きい
上記五点!肩の力を抜いて、ゆっくりと参りましょう!
前準備!
飼育の為には準備が必要。以下に必要なものをまとめます!
年間を通して22℃~25℃の環境
同居セット
羽化後3か月以上経過したペア
ケースはW300×D200×H250
まずは温度管理。エアコン等で一年を通し、22℃~25℃に保ちます。
お次はペアリング(交尾)の為のケースを準備!上記サイズを参考に、十分に大きいものを選びましょう。
そして、ケースに薄くマットを敷きます。
あまり厚く敷くと、メスが潜ってしまい、ペアリングが失敗する場合があるので要注意。
ペアリング用に木の足場を設置すればセットは完成です!
そしていよいよペアを投入!同居後1週間程で大体の場合、ペアリング(交尾)は完了します。
ペアリングの後メスを取り出し、別のケースで2~日くらい休憩させれば、
前準備は完了です!ほぼ日本のカブトムシと同じ手順ですね。
卵を採りましょう!
続いては卵を産んでもらいましょう。こちらも国産カブトムシの拡大バージョンというイメージです。
W400×D200×H300くらいのケース、若しくは衣装ケースを用意します。
これに国産カブトにも使用される、カブトマットを下7割くらいに固く敷き詰めます。
その上に2~3センチふんわりとマットを敷き、転倒防止剤とゼリーを設置すれば、産卵セットの完成!
そこへヘラクレスオオカブトムシのメスを投入します!
採りすぎに注意!
ここで注意点!ヘラクレスのメスは時にとんでもなく多産です。
卵を採りすぎないよう、大体1週間間隔でマットを確認しましょう!
卵を回収すると聞いて、驚かれる方も多いでしょう。確かに卵は超デリケート。
慎重に扱い、出来るだけ事故を防ぎます。
回収した卵は孵化するまで、プリンカップ等で管理します。
マットを固く詰め、鉛筆等で竪穴を掘ります。
そこに卵をそっと入れ、乾燥に注意しながら孵るのを待ちます。
。
幼虫はどのように??~集団管理~
孵化した幼虫は、国産カブトと同じようにまとめて飼育するのが良いでしょう。
しかしそれは最初だけ。ヘラクレスは国産カブトとは比較にならない程の大きさへ、一気に成長します。
飼育ケースの中が過密状態になる前に、個別飼育に切り替える必要があります。
幼虫はどのように??~個別飼育~
個別飼育??初めて聞くという方も多いのではないでしょうか。しかしご安心ください。
やる事は7リットルくらいのケースを使い一頭ずつ管理するというシンプルなもの。
しかし注意点があります。ヘラクレスは横向きで蛹になります。
なので、コンテナケースのような、幅広いケースを選びましょう。
餌かえのタイミングは国産カブトと同じ。フンが目立ったら交換しましょう!
幼虫期間は1年以上と非常に長く、根気がいるもの。
日々大きくなるヘラクレスを眺めながら気長に行きましょう!
蛹~成虫
卵の回収から1、2年。彼らは餌を食べなくなり、蛹の前段階である前蛹となります。
ここから羽化までは非常にデリケート。できるだけ刺激を与えてはいけません。
羽化し、自分で動き出すまでそっとしてあげましょう。
羽化後約90日。動きが活発になり始めたら1サイクルが完成です。おめでとうございます!!
まとめ
如何でしょうか?なんとなく難しそうなヘラクレスオオカブトの飼育ですが、
国産カブトムシと飼育方法に共通点が多いことをお分かりいただけたかと思います。
今一度注意点をまとめておきましょう!
これらを押さえ、ヘラクレスオオカブトの飼育に挑戦してみましょう!
次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに!
飼育方法が紹介されています!細かな違いがありますが、要チェックです!