ASAPアニマルニュースです!
☆ゾウカブトの一種、エレファスゾウカブトです☆
海外のカブトムシと言えばなんでしょう?一番に思い浮かぶのは世界で一番の大きさを誇る、ヘラクレスオオカブトではないでしょうか。では世界で一番の体重を誇るカブトムシはなんでしょう? 答えは題名の通り、ゾウカブトでございます。今回は彼らのプロフィールと逸話をご紹介いたします!
ゾウカブトとは
☆ゾウみたいです!
ゾウカブトとは、写真の通り見た目がゾウみたいなカブトムシです。曲がったツノ、ずんぐりとしたボディ、つぶらな瞳。ゾウカブトと名付けるとは、昔の人はセンスが素晴らしいと思いませんか?私は思います。
生息地は中米~南アメリカで、先に言ったとおり体の重さで言えば世界一のカブトムシです。
そしてこの世界一のカブトムシは、なんとネットで購入できます。成虫ですと、大体10000円くらい(2019年現在)。幼虫ですと、驚きの700円です(先と同じ)。
規格外のプロフィール
☆苦手な人はごめんなさい。。エレファスの幼虫です☆
何度も言って申し訳ないのですが、このカブトムシは超超重量級です。成虫の体重は平均約50g。
その重さは見た目にも表れており、サイズ感はもはやハムスターです。
水分の多い餌を食べる幼虫はさらに重く、なんと150g位にもなります。
にもなります。その巨体ぶりはハンパではなく、
手に乗せるとゾウカブトの体の一部が手のひらからはみ出てしまします。。
そして体が大きいからでしょうか、幼虫期間が非常に長く、成虫になるまで2年以上を必要とします。
このような爆発的な存在感をもつゾウカブトが、
産地では鈴なり状態で木についているそうです。
現地ではポピュラーな存在なようで、産地周辺の人々はゾウカブトを首飾りにしていると噂されています。
街灯を破壊する!?
そんな興味深いゾウカブトですが、産地では少し厄介な存在でもあるようです。
というのは、彼らもカブトムシ。街灯へやっぱり集まります。
その時、街灯を体当たりで破壊することがあるというのです。
その為に現地では、街灯に金属製のメッシュカバーをつけているのだとか。。
さすがにそれはないだろう。とお思いの皆さん、実は私もそう思っていました。
ゾウカブトは本当に電球を破壊できるのでしょうか。
検証してみましたのでご報告いたします。
まず、ゾウカブトの成虫を1体あたり50gとします。そして飛ぶ速さを決めましょう。
日本産カブトムシは時速10キロで飛ぶという報告があります。
ゾウカブトも一緒と考えましょう。よって、50gの物体が時速10キロでぶつかると
どうなるかを考えればいいわけです。
100円玉を袋にいれ、特殊な装置(勘)を用い、時速10キロで腕にぶつけます。
うむ、普通に痛いです。電球はこれを何度もくらうと思うと、、多分割れます。
と、検証は非常にアバウトでしたが、
ゾウカブトが電球を割るというのは昔から言われており、やはり嘘ではないでしょう。
街灯にカバーをつけさせた。ゾウカブトは村を動かしたカブトムシなのです。
まとめ
☆日本産カブトムシとの比較です☆
世界一重たいカブトムシ。その名はヘラクレスオオカブトと比べるとほぼ無名です。しかし、ヘラクレスに匹敵する面白さを持っていると私は思います。街づくりにも影響を与えたその巨体を、あなたも飼育してみませんか?
次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに!