ASAPアニマルニュースです!街灯を巡ってカブトムシ!?と混乱なされている方、結構多いのではないでしょうか。
実はこの方法は灯火採集と呼ばれる、確立された技法の一つなのです。
カブトムシが光に集まるという習性を利用するもので、道具は殆ど使いません!お手軽なのがいいですね。
これを読んですぐさま採集へ向かいましょう!
→「街灯が罠に!習性を利用してカブトムシを採集しよう!」も併せてどうぞ!
カブトムシが光に集まる理由が紹介されています!
時期はいつ??
カブトムシは何月から採れるのでしょう?彼らが活動を始めるのは意外に早く、6月には姿を現します。
6月以降数を増やし、梅雨明けから8月前半が最盛期と言われます。
時期によってオス・メスのバランスが変化します、6月後半~7月後半あたりはオスが多く、
それ以降はメスが多いよう。この時期にカブトムシがいる山―クヌギ等の広葉樹がメインの森林ーに行き、
以下の手順を踏むと、カブトムシに会える!?かもしれません。
時間帯は??事前の準備から行きますよ!
時期を確認したら、暗くなる前の夕方くらいから準備を始めます。
まずは点灯し始めた街灯を探しましょう。どんな街灯を探しましょうか?
注目すべきはその電球部分。カブトムシは紫外線に引き寄せられますので、
最近よく見られるLEDタイプの街灯は避けましょう。
そしてオレンジ色のライトにもあまり寄り付きません。
昔ながらのライトー例えば水銀灯―を探します。電球に蛾が来ているどうかが判断の目安です!
時間帯は??ルートを決めましょう!
見るべきライトが明らかとなりました!次にすべきはルートの決定です。
効率の良いルートを見つけましょう!出来るだけ沢山の、出来るだけまとまった光を拡散している、
灯りを巡る必要があります。これを叶えてくれるのが“自動販売機”や“コンビニエンスストア”です。
これらがルートに複数あるのが理想ですね。尚、両者ともにLED化が進んでいますので注意して下さい。
いよいよ本番!天気と時間は大丈夫??
ライトの種類と場所。これらを押さえても、天候が悪ければ全てが台無しです。
雨・風・月・温度 少なくとも、これら4つは確認します。
雨は小雨程度まで。風が強いとカブトムシは飛べません。無風に近い方が良いでしょう。
また気温は25度以上。彼らが活発に活動します。
そして見落としがちなのが月の満ち欠け。
カブトムシは月と勘違いし、街灯にやってきます。月が50%以上かけている日を選びましょう。
ここまでを20:00までに済ましておきます。そしてついに、彼らが活動する20:00から街灯巡り開始!
彼らの活動が低下する22:00位に終了します。この間約2時間。勝負の時間は意外と短いのです。
軽くまとめます!
・雨 小雨まで
・風 無風が理想
・気温 25℃以上
・月 50%以下
・20:00~22:00 街灯巡り
このような日時を選びましょう!
!注意点!
街灯採集を行う際には幾つか注意する点もあります。
街灯や自動販売機の近くに民家があることもあるでしょう。
来年も来られるよう、トラブルに注意します。
コンビニも同様です。許可を頂くことが必要かもしれません。
そして、くれぐれも車に気を付けてください。
夜の道路は視界が悪い上に、運転者は人がいるとは思っていないことが多いと言われています。
これらを押さえて、楽しく採集をしましょう!
まとめ
街灯巡りでカブトムシを採集!ポイントは5つでしたね!
時期 6月後半~8月
時間 準備 ~20:00
街灯巡り20:00~22:00
ライト ガがあつまる古めの街灯
ポイント コンビニ・自動販売機
天候 小雨以下・無風 25℃以上 月の満ち欠け半分以下
安全 トラブル・事故に注意
さあ、ここまでくれば実行あるのみ。今年の夏は街灯を巡り倒しましょう!
街灯、特に橋を巡っています。予習に是非!
次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに!