ターシャを知っていますか?
ターシャは世界一小さいサルとして有名です。
その小さくかわいい姿を一目見ようと、フィリピンのセブ島を訪れる人は
ターシャを求めてある場所へ向かうのです。
ですが日本でターシャの名前を聞くことは少なく、
その存在を知らない方々がほとんどの様です。
本日はそんな世界一小さいおさるさん、ターシャついてご紹介します!
ターシャのプロフィール
大きさ: 8~16cm
重さ : 80~160g
住んでいるところ :フィリピンセブ島から近いボホール島
ターシャの大きさは、大人の拳(こぶし)一つほどの大ききです。
ターシャの生態
ターシャは基本的に小さいクモ、コオロギ、バッタなどの虫や鳥を食べます。
食性は基本的にほかのお猿さんたちと変わりません。
敵はフクロウやその他夜行性の肉食色動物です。
寝る時は地面に近い木のくぼみや木の枝等で休息をとります。
妊娠期間は約6か月です。
下の動画はターシャを紹介した動画です。
かわいい大きな目は暗闇でもはっきりと見えることが出来る作りになっています。
構造的には猫の目と同じような働きをしていると言われています。
動画を見ると小さいコウモリやコアラ、モモンガなどに似ていることがわかります。
また映画「スターウォーズのマスターヨーダ」のモデルになった
アニマルであるという噂もあります。
どこに行ったら会えるの?
代表的なのはフィリピンのボホール島です。
ボホール島はフィリピンセブ島からほど近い観光地として有名です。
現地の人たちも、小さなおさるさんの姿を一目見ようと足を運ぶほどのスポットです。
またボホール島はマリンアクテビティでも有名なスポットであり、
楽しめる事間違いなしです。
ボホール島へのアクセス
ボホール島へは、フィリピンセブ島を経由します。
セブ島からは高速フェリーで約90分到着することが出来ます。
料金としては為替にもよりますが、500円も有れば十分です。
またボホール島でターシャを見るのは60ペソ(150円)掛かります。
とってもリーズナブルですね(笑)
写真はボホール島のチョコレートマウンテンです。
私が訪れた時は葉が緑であったためただの森にしか見えませんでした(笑)
日本でターシャを見ることが出来る動物園は?
残念ながら日本でターシャを見ることが出来る動物園は有りません。
現在ターシャは絶滅の危機にありフィリピンで保護されており、
日本に来るのはしばらく後になりそうです。
これは推測ですがターシャはデリケートなお猿さんなので飛行機などの過度な
ストレスを与えてしまうと生命に影響が出てしまうかもしれないですね。
ターシャを飼う事は出来るの?
これもまた残念なのですが、ターシャを飼う事はできません。
ワシントン条約により輸入できない事になっています。
※ワシントン条約とは?
野生動や植物が国際取引によって沢山利用されるのを防ぐため、
国際協力によって種(しゅ)を保護するための条約です。
1973年に米国のワシントンにおいて採択されました。
動物園にいるアニマルたちの中にはワシントン条約の中で
保護された動物もいますが、国際間の特別な約束のなかで保護されているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
とっても小さくてかわいいターシャですが残念ながら日本では
見ることが出来ません。
フィリピンまで足を運んで世界一の小さなおさるさんに会いに行かれてみては?
見た目通りとっても繊細なお猿さんなので出会ったときは、
フラッシュは絶対に切っておきましょう!
次回もお楽しみに!