暗い夜空を自由に飛び回るフクロウさん。
愛らしい大きな目が特徴的ですね。
最近では女性の間でも人気があり、
「フクロウカフェ」まで出現しています。
フクロウを見たことが有る方は分かると思いますが
彼らの首の動きはとても独特です。
ぐるぐる回って一周してしまうのではないかと思うほどの可動域です(笑)
今日はそんなフクロウの首の動きの秘密についてご紹介したいと思います。
どこに住んでいる?
そもそも、フクロウは日本に住んでいるのでしょうか?
フクロウは日本の一部の森にすんでいます。
日本にいるフクロウの種類はシマフクロウはじめ数種類確認されています。
・フクロウはなぜ首が回せるのか?
フクロウの首の可動域はなんと270度です!
その場にいるだけでほぼ全てが見渡せてしまうのです。
ではなぜ首が回せるのでしょうか?
それの秘密はフクロウの首の骨にあります。
通常、人間の首の骨の数は7個です。フクロウの場合、骨の数が14個もあります。
つまり可動域がとても大きいという事なのです。
首を回しすぎて血管がつまらないのか?
首を回した場合、首の血管が血液によって詰まります。
ですがフクロウの首の血管は人間の血管のメカニズムとは少し違います。
人間が首を回すと血管が収縮します。
一方フクロウの血管は、首が回ると血液をためる袋のような形に変化するのです。
つまり、ある程度血液の流れをキープできる血管を持っているので首を回しても
血管が詰まることを防ぐことが出来るのです。
下の動画を見ると分かりますが、ぐるっと回っていることが分かります。
フクロウは何を食べる?
ではフクロウたちはいったい何を食べているのでしょうか?
実をいうとフクロウは肉食です。
野生のフクロウたちはモグラ、ミミズ、モモンガ、リス等の小動物を食べています。
また、カエルやトカゲ等の爬虫類から昆虫まで何でも食べます。
この事から食べるものに困るという事はあまりありません。
フクロウとミミズクのちがい
フクロウとミミズクは同じフクロウ科の動物です。
一般的な意見ですが、頭上に耳のようなものが付いている方がミミズク。
そうでないものがフクロウとされています。
しかし、先ほどご紹介したシマフクロウは耳があるのにも関わらずフクロウとされています。
またアオバズクという種類は耳がないのにミミズクとされています。
つまり明確な違いはないのです(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日はフクロウの首について紹介させていただきました。
本日のポイントは2つです。
①フクロウの首の骨は人間の倍あるため、可動域が広いので首が回せる。
②フクロウの首の血管は特殊なつくりをしていて血管が詰まりにくい構造になっている。
首の骨がたくさんあったら人間も首をぐるぐる回せますが、想像すると気持ちが悪いですね(笑)
本日もご閲覧頂きありがとうございます。
次回もお楽しみに!