ウミガメ

青くないのになぜ『アオウミガメ』?エサは何?ウミガメの生態を解説!

 

ASAPアニマルニュースです!

浦島太郎でもお馴染みのウミガメ。大人から子供まで、

誰でも知っている生き物ですよね?

 

水族館などで飼育されている、最もポピュラーな種類として

「アオウミガメ」と「アカウミガメ」がいます。

 

アカウミガメはレンガのような赤茶色をしていることから、

「赤(アカ)」と呼ばれるのも納得ですが、

アオウミガメは黒~茶色でどうみても「青(アオ)」ではありません。

 

一体なぜ「アオウミガメ」というのでしょうか?

 

今回は、意外と知らないアオウミガメの名前の由来や

アオウミガメの生態についてご紹介します。

 

青くないのに「アオウミガメ」、その理由は?

アオウミガメという名前ではありますが、

最初にお話ししたとおり体の色が青くはありません。

では、なぜアオウミガメなのかというと、

外見ではなく肉(脂肪)の色が

「緑」色をしていることが名前の由来なんです。

 

でも、青ではなくて緑?と思いますよね。

これは日本特有の文化で、

緑色のことを「あお」ということがあると思います。

信号機のあお・あか・きいろの「青」は緑色ですよね?

という訳で、アオウミガメのアオは、

脂肪の色が「アオ(緑色)」だからなんですね。

 

ちなみに、アオウミガメのことを英語では

「green turtle(グリーンタートル)」と呼びます。

日本語に訳すとミドリガメとなりますが、

日本でミドリガメというと屋台で

お馴染みの「ミシシッピアカミミガメ」の別名なので、

違う種類になってしまいます。

なんだかとてもややこしいですよね。

 

アオウミガメの食べ物

 

アオウミガメは雑食性といって、カニ・貝・魚などの動物性のものから、

海草(海藻)などの植物性のものまで、様々なエサを食べます。

ただし、大きさによって好みのエサが異なり、

体が小さい頃は肉食で、大きくなると今度は草食に変わる

という変わった生態をしています。

自然界でも、アマモやリュウキュウスガモなどの

海草のよく生える浅い場所でよく見られるんですよ。

ちなみに、水族館だとキャベツやレタスをあげているそうです。

 

また、脂肪が緑色という話をしましたが、

なぜ緑かというと食べているものが植物性のものだからなんですね。

ちなみに、完全肉食性のアカウミガメの脂肪は黄色っぽい色をしています。

 

まとめ

・アオウミガメの名前の由来は、

筋肉の色がアオ(緑)色だから!

 

・小さいときは肉食、大きくなると草食になる!

 

・筋肉の緑色は、食べている海草由来!

 

ウミガメなどのよく知っている生き物でも、「よく考えたことなかった。」

「実は知らなかった。」なんてことは沢山あります。

知っているからこそ、じっくり調べてみると面白い発見がありますよ!

次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに!

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