テントウムシ

てんとう虫は毒?黄色い液体の秘密!幼虫も持っている!?

 

ASAPアニマルニュースです!

カラフルで目にも楽しいてんとう虫。

その様々なバリエーションに目が行きがちですが、

身の守り方が独特なのはご存知でしょうか?

これを読めば、最強に苦い黄色の液体で敵を撃退するてんとう虫

ワクワクが止まらなくなるはずです!

 

てんとう虫の秘密

本題に入る前に。

てんとう虫の色は何故あんなにも派手だとおもいますか?

 

冷静に考えるとそのビジュアルは、

敵から隠れるという生物の常識から

著しく外れているように思われます。

 

実はこのように目立つ色の事を警告色と言い、

敵に自分が危険な存在であることをアピールしているのです。

自信をもってまずいですよ!とてんとう虫はそう言っているのです。

なんか色がキモいなと思うのは自然な事なのです(笑)

 

独特な防衛方法

警告しているにも関わらず、攻撃を受けたてんとう虫。

苦い汁(苦汁)で反撃を開始します。

危険を感じたてんとう虫はひっくり返り、足を縮めます。

同時に足の付け根より、黄色い液体を滲ませます。

すると辺りに強烈な異臭が漂い、敵はたじろぎ必至です。

万が一口に入れられても、

その激烈な苦みで捕食者を非常事態とし、

吐き出してもらえることでしょう。

この液体は非常に効果的な様で、

てんとう虫を食べる鳥はほぼいない、と言われています。

 

てんとう虫は毒がある

 

コシネリン、アルカロイドという

物質に分類され、毒性を持ちます。

ちなみに幼虫も勿論、血液を持っていますから、

黄色い苦汁を分泌します。

親子とも、触らずそっとしておいた方が無難ですね。

 

この毒は一体なにからできているのでしょう?

実はこの汁、彼らの血液なのです。

これにはコシネリンという物質が含まれており

独特な苦み・異臭を作り出しています。

 

 

てんとう虫の毒の出し方

 

体から毒を放つてんとう虫。

その出し方にも彼らの拘りが伺えます。

てんとう虫の足の関節部分、人間でいう膝の所にはかさぶたのように、

薄い膜がはってあるだけの場所があります。

テントウムシは危険を感じると、血圧を一気に上げ、

その圧力でもって膜を破き血液を外に放出するのです!

体を張りまくってますが、この方法だと全身に毒をためておく事ができ、

比較的高容量の放出が可能です。

生存競争を生き残ってきただけはある、強烈な技です。

 

まとめ

☆てんとう虫の幼虫です☆

まるい体に激臭を蓄えるてんとう虫。

アルカロイドも含み、敵を寄せ付けません。

しかし、その出し方は命がけ。大出血を伴うものでした。

幼虫も苦汁を持ち、興味本位で触るのはやめた方がいいと思われます。

てんとう虫は眺めて楽しみましょう!

次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに!

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