ASAPアニマルニュースです！
ハゲタカというアニマルを知っていますか？
多くの人は、一度は名前を聞いたことが有ると思います。
忘れたころになると度々テレビで放映されている、
テレビドラマのハゲタカでは、経営状態が難しくなっている会社を
買い取って再生させていく様なストーリーで、
いまいち鳥のハゲタカとはリンクしてきません。
また、ハゲワシというアニマルもいますが
ハゲタカとの違いは何なのでしょうか？
今回はハゲタカとハゲワシについて紹介していきます。
ハゲタカとハゲワシの違い
ハゲタカは通称（多くの人から呼ばれている名前）であり、
OOハゲタカというような鳥はいません。
一方ハゲワシには、エジプトハゲワシ、ケープハゲワシ、
シロエリハゲワシ等の呼び名があります。
ハゲタカは、頭がハゲたハゲワシ、コンドルの事を
まとめてハゲタカと呼んでいるのです。
では一体、ハゲタカはなんで評判が悪いのでしょうか？
ハゲタカの評判が悪い理由
テレビドラマのハゲタカは、経営のうまくいっていない会社を
安く買い取って自らが経営し、利益が出るようになってから
また高値で売り出すというものでした。
自然界にいるハゲタカは、どうでしょうか？
ハゲタカは習性として弱っている動物をねらう。
または亡くなっている動物の肉を食べます。
たしかに上のような理由を聞くと、
弱い者いじめじゃないか！
なんかずるいなぁ！
と感じるかもしれません。
これがハゲタカの評判の悪い理由です。
でもハゲタカもこの評判の悪さを覆す一面もあるのです！
それはハゲタカがハゲている理由にありました！
ハゲタカはなぜハゲているのか？その理由は？由来は？
ハゲタカの名前の由来は、
頭がハゲているからという理由が有力です。
そのまんまです（笑）
でもハゲタカがハゲているのには理由があります。
それは、ウイルスに感染しないためです。
ハゲタカは他のアニマルの亡骸を主に食べています。
ちょっと気持ちの悪い話なりますが、
鳥が肉を食べるという事は、ワニの様に
根こそぎ食べることはできないので、
動物の体に首をつっこんで食べることになります。
その際に羽や毛に血が付くと、
ウイルスなどが一緒にくっついてきてしまうので、
わざと頭の毛を無くし太陽光で殺菌したり、
消毒をしていると考えられています
このアニマルの亡骸を食べることが、
評判の悪さを覆す一面なのです。
なぜかというとアニマルがなくなると
腐食（くさってしまう）が進行し、
ウイルスなどの発生原因にもなり
他のアニマルにウイルスが移る可能性があります。
腐食が進行してしまう前にハゲタカが食べることにより、
病原菌のまん延を防いでいるのです。
ハゲタカは自然界のお掃除役でもあるのです！！
まとめ
今回のポイントは３つです。
①ハゲタカという鳥はおらず、頭がハゲたハゲワシ、
コンドルの事をまとめてハゲタカと呼んでいる。
②ハゲタカは習性として弱っている動物をねらう。
または亡くなっている動物の肉を食べる。
③ハゲタカはわざと頭の毛を無くし太陽光で殺菌したり、
消毒をしていると考えられている。
ハゲタカを上野動物園で見ましたが、でかすぎでマジでビビりました（笑）
次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに！
