少しずつ温度が下がってはいますが、まだまだ暑い日が続きますね。
最近仕事の休憩の間にお弁当を持って公園へ出かけました。
おいしくオムライス弁当を食べていると、腕のあたりがとてもかゆいのです!
よく見ると小さな赤い点が有りました。しかも両腕2か所(笑)
やられました。蚊です。
刺されるととってもかゆい蚊。なぜ彼らは血が大好きなのでしょうか?
今回は蚊はなぜ血を吸うのかをご紹介致します。
・日本に生息する蚊
代表的な蚊は3種類です。
アカエイカ :約体長5.5mm
ヒトスジシマカ(ヤブ蚊):約体長4.5mm
チカイエカ :約体長5.5mm
・蚊はなぜ血を吸うのか?
普段は血を吸いません。
蚊はオス、メスに関わらず普段は花の蜜や樹液などを主な主食としています。意外ですよね!
そしてオスの蚊は血液を吸わないのです!メスの蚊のみが人間の血を吸います。
その理由は蚊の子供を産むことに起因しています。
メスの成虫は卵の発育のために高タンパクな栄養を求め人間の血を吸いに来るのです。
人間の女性が妊娠している時に赤ちゃんに栄養を与えるためにレバーを食べたり、
栄養のあるものを食べるのと同じです。
また、蚊の種類によっては人以外の哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類・魚類の血も吸います。
・蚊の生涯
では蚊はどの様に生まれ育っていくのでしょう。
アカエイカの一生を紹介します。
卵から孵化までが約1.5日
そこから蚊の幼虫(ボウフラ)の期間が約10日間あります。
そして蛹(サナギ)の期間が約3日
蚊の幼虫は水の中で過ごします。わずか2週間ほどで成虫に成長するのです。
蚊のメスが一回に産み落とす卵の数は100から200程度です。
公園に10匹のメスの蚊がいたとすれば、約1000匹以上の蚊が生まれるわけです。
だから夏の季節には大量発生してしまうのです。
考えただけで痒いですね(笑)
・まとめ
今回は蚊はなぜ血を吸うのかをご紹介させていただきました。
ポイントは2つです。
①蚊の主食は花の蜜や樹液であり人の血を吸って生きているわけではない。
②メスの蚊だけが、子孫繁栄のために血を吸う。
③蚊は人間以外の血も吸う。
人間は一生蚊に刺され続けると私は予想します(笑)
本日もご閲覧ありがとうございます。
次回もお楽しみに!