現代に生きる恐竜、ワニ。
小さな動物は、しばしば彼らの餌食になります。
人間もその被害にあう事も（汗）
本日はワニの噛む力についてご紹介させて頂きます。
ワニの生態
ワニの種類について
地球に存在するワニは23種です。
熱帯から亜熱帯にかけて生態系を作っています。
生息地
アメリカ合衆国（フロリダ州南部）、エルサルバドル、キューバ、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア北部から西部、ジャマイカ、ドミニカ共和国、
ニカラグア、ハイチ、パナマ、ベネズエラ北部、ベリーズ、ペルー、ホンジュラス、メキシコ南部から西部
フィリピンに生息しています。
淡水域（河川・湖沼）および一部の海域（海岸を主とする海）に生息しており、
水場からあまり離れることはありません。
ワニの捕食
ワニは様々のものを食べます。
小型のワニは、魚、カエル、カメ、水鳥などです。
大型になれば、魚や水鳥の他に子供のワニやヌーや
シマウマなど大型の哺乳類も食べます。
最近の研究では、ワニの種類の一種であるアリゲーター、
ナイル・クロコダイルは肉だけを食べているわけではなく、
果物も食していることが判りました。
意外にもグルメな食事をしていますね！
彼らは肉食動物であると思われていましたが、雑食な側面も持ち合わせているのですね。
ワニの捕食方法
雑食のワニ。
彼らはいったいどのような方法で餌を捕食するのでしょうか？
水中の動物の捕食方法
ワニは水中で足を体側に密着させ、体を大きく波打たせ、
尾を左右に振り、すばやく泳ぎます。
この全身を無駄なく使った泳ぎを駆使して水中の魚を捕食します。
陸上の動物の捕食方法
ワニは基本的に陸上で素早く動くことはできません。
それなら陸上の動物は捕まえることが出来ないじゃないか！
そう思うのも無理は有りません。
ワニは陸上の動物がある行動をするときが捕食の絶好のチャンスなのです。
それは動物が水を飲む時です。
ワニは体を水面に隠してすっと獲物に近づきます。
そして大きな口を使って獲物に食らいつくのです。
一度捕らえた獲物を離すことは有りません。
獲物をくわえて叩きつけ、弱った所を捕食します。
ワニの口の中だけは絶対に頭を入れ無いようにしましょう（笑）
ワニの噛む力（顎を閉じる力）
では、ワニの噛む力はどのくらいあるのでしょうか？
ある研究では、イリエワニが噛む力は1平方センチ当たり
約260キログラムを計測しました。
人間がステーキを噛む力は1平方センチ当たり約10～14キロ。
ハイエナ、ライオン、トラなどで1平方センチ当たり約70キロ程度です。
体長約6.5メートルのホホジロザメの噛む力は
1平方センチ当たり280キログラムでした。
ワニは人間の噛む力の約二十倍の力持っているのです！！
これなら皮膚の硬い動物を噛み砕く力があるのも頷けますね。
本日はここまで。
ご閲覧頂きありがとうございます。
ワニの噛む力についての理解が深まって頂けたら幸いです。
次回もお楽しみに！！！
