今回もネコ科の肉食動物について書いていきたいと思います。
ネコ科の肉食動物は強くてカッコイイ動物が多く、
本サイトでも複数回において紹介してきました。
今回は調べていく中で特に格好良さが際立った
ヒョウについての記事を書いていきたいと思います。
ヒョウとチーターの違い
写真からもわかるようにヒョウとチーターの見た目は非常に似ています。
スマートな顔に全身バネの様な筋肉を持ち、本当にカッコイイですね。
私が子供の頃にはチーターやヒョウになりたいと言っていました。
その儚い夢は叶うことはなく、
今は普通のナマケモノサラリーマンをやっているわけですが・・・w
この様に見た目が似てはいますが、細かい違いを上げていくと
・ヒョウは爪をしまう事が出来るが、チーターは爪をしまう事は出来ない
・ヒョウはチーターに比べると顔が大きい。
・ヒョウはチーターに比べて足が太い
上記の事などが言えます。
チーターは動物界で最速だと言われているのに対し、
ヒョウの足はチーターほどの速さはありません。
ヒョウの最高時速は６０km/h程度だと言われております。
じゃあ、チーターを一番カッコイイとして記事を書けよと思ってしまいそうですが、
徐々にヒョウの格好良さを書いていきますので安心してください。
名前がカッコイイ
ヒョウという名前は日本においても既にカッコイイ響きですが、
英語ではブチ模様のヒョウをLeopard（レオパード）、
黒豹の事をPanther（パンサー）と呼びます。カッコイイ（笑）
そしてブチ模様のヒョウのLeopardなんかをドイツ語などで発音してしまうと
「レオパルド」となり、もうカッコ良すぎて絶句しますね。
これは私の個人的な私見だけかも知れませんが、、、
豹変するとは？
ヒョウの名前という話の続きとして日本では「豹変する」という言葉の中に
ヒョウの名前が使われていますが、どうしてなのでしょう？
豹変するの語源は「君子は豹変す、小人は面を革む」という諺（ことわざ）です。
この諺は君子（徳が高く品位のある人）は
過ちを改めるが大した事のない人は上辺だけ取り繕うという意味です。
ヒョウが季節の変わり目に体毛の抜け変わりを行って
鮮やかな斑紋（ブチ模様の事）を表すかの様に根本から改めましょうよ。
という諺なんですね。
最近では豹変するという意味が基本的に悪い方に大きく変わった事象や
人などを指しているケースが見られますが、
本当は用法として間違っていますので、
これを機に皆さんも認識を改めて頂ければと思います。
ヒョウの強さ
先ほどヒョウとチーターを比較していましたが、
ヒョウはチーターと違って一対一のタイマンも苦にしない動物です。
先日お話しのあったブチハイエナなんかもヒョウにあったら
逃げることの方が多いくらいです。
足の太さがチーターに比べて太いのは完全に戦闘向きであるためですね。
またヒョウは木登りが非常に上手であり、
木の上に逃げ込んだ動物なども一瞬の内に確保する事が出来ます。
（昔の記事にチーターは臆病な動物と書いたものがあります。
お時間があればこちらもお読み頂ければ幸甚です）
戦闘の強さも格好良さの象徴ですね。
（実はヒョウよりもジャガーの方が戦闘向きですが・・・ジャガーのお話しはまた今度）
まとめ
１、ヒョウはチーターより強い
２、名前が本当にカッコイイ
３、豹変するの語源を正しく理解しましょう
今回も最後までお読み頂きまして有難うございます。
次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに！
