カメには硬い甲羅が有りますよね。
動きはノロノロしていますが、体は硬い甲羅で覆われているので
どんな敵が来ても大丈夫な気がしますよね。
今日はそんなカメの甲羅の役割についてご紹介します。
外敵から身を守ることが出来る
カメは外敵が近づくと、全身を甲羅に身を隠すことが出来ます。
カメは素早い行動が出来ないものの硬い甲羅を持つことで、
子孫を反映する強さを持っているのです。
カメの甲羅はそれほど硬くない?
カメの甲羅は硬いですが、そこまでは硬くないようです(笑)
カメの甲羅は50個の皮膚や骨で形成されています。
骨ですので、石ほどの強度は有りませんし劣化もしていきます。
また、おおきなワニなどはカメの甲羅を砕いて食べてしまうほどです。
鳥などは、石などの硬いものに甲羅を打ち付けて捕食します。
ミドリガメを飼われた方は経験があると思いますが、甲羅を削って字が書けてしまうほどです。
カメの甲羅干しについて
公園などに行くとカメが日光浴をしているのを見たことは有りませんか?
カメの甲羅干しは多くの意味があります。
先ほど既述した通り、カメの甲羅は皮膚や骨です。
時々メンテナンスが必要なんですね。
カメの甲羅干しについては、以下のような意味があります。
1 栄養素の吸収
人間も太陽光を浴びると体に良いという事を聞いたことは有りませんか?
カメたちも太陽光を浴びることによって体に栄養(主にビタミンD)を吸収しているのです。
2 菌の除去
水の中には多くの雑菌がいますよね。
カメの甲羅や、首や手足の皮膚には雑菌によって病気になってしまう事があります。
甲羅干しをすることで皮膚を乾燥させ菌を除去する事が出来るのです。
また、体についた寄生虫などを太陽光で除去する事もできるのです。
3 体温を正常値に保つ
カメは自らの体温を一定に保つことできません。
彼らは私たち人間と同じ変温動物だからです。
太陽光からの温度、外気で体温を調節します。
甲羅干しをすると血液の循環が良くなり、効率よく体が温まる。
4 甲羅に藻を生えさせないようにしている
水の中には藻がたくさん生えていますよね。
カメの甲羅にも藻は生えてしまうのです。
紫外線を浴びることによって、藻の繁殖を防ぐことが出来るのです。
カメの甲羅は脱皮する
カメの甲羅は成長に伴って脱皮をします。
亀の甲羅は表面の薄い膜が剥がれていき、徐々に大きくなっていきます。
ですので、甲羅の柄はいつも同じという訳ではないのです。
ここでもまた、カメの甲羅は皮膚や骨でできているという事が分かります。
まとめ
いかがでしたか?
カメの甲羅について理解が深まりましたか?
カメはどこの動物園でも水族館でも見ることが出来ます。
お休みを使ってゆっくり観察するのも楽しいのではないのでしょうか?
本日もご閲覧頂きましてありがとうございました。