シマウマの体はどうしてシマシマ模様なのだろうか?
この疑問については、皆様一度は思い浮かんだ事はあるが、面倒臭いから調べていない。そんな状況ではないでしょうか?
この様に疑問を持つと更に深い疑問にたどり着いてしまいます。
シマウマ以外のウマはどうしてシマシマじゃないのだろうか。とか、そもそも縞(シマ)とは何だろうか。とか。そこらへんの疑問も交えて今回は調べさせて頂きました。
・縞(シマ)とは何だろうか?
先ず、シマウマの名前の由来となっている縞についてお話を進めさせて頂きたいと思います。
縞とは、練絹の事を指している様で、練絹は絹織物の事であり、絹が無数に縦横にクロスしている様から今で言われているこの縞という言葉が派生したと考えられます。
縞模様と言えば、結婚式で見かける紅白模様、葬儀で見かける黒白模様などを思い浮かべますが、実は黒白の縞模様は鯨縞と言われ最上級の縞模様であり、結婚式の紅白縞模様は次点であると言われております。
恐らくですが、故人に対する敬意が最も格式の高いものとして扱われている為でのことでしょう。
シマウマも白黒の縞模様をしており、古い時代の日本に存在していれば、高貴な動物として扱われていた事でしょうね。
・一般的なウマとシマウマ
さて、話は変わりますが、戦国時代にも戦のアシとして力を借りていたお馬さん。
バブル時代のサイフと呼ばれた男子みたいな呼称となってしまいましたが、この馬はどこにいたのでしょうか?
九州などの熱い地域に、または、東北・北海道の様に寒い地域に野生として存在していたのでしょうか?
実際はそのどちらでもなく、野生として日本大陸にはウマは存在しておりませんでした。
現在は様々な品種のウマが掛け合わされておりますが、全て畜産用(食用ではありませんが)として飼われていたものです。つまり、ウマは輸入動物です。
ならば、格式高いシマウマに騎乗して、戦火を駆け巡った方が縁起も良く戦に勝てるのではないか?と考えてしまいそうですが、実はシマウマには乗馬は出来ないのです。
シマウマは品種からして背中の筋肉も強くなく、背骨の形状からして背中への負荷に弱い、また、凶暴で臆病な性格として知られている為、乗馬するには適さないのです。なので、海外でもシマウマの乗馬は一般的に行なわれているものではありません。
因みに、背中の弱さは品種としても親戚にあたるロバと同程度のものらしいです。
ロバに大人が乗馬するシーンはあまり見かけませんし、全速力で駆けている姿もあまり見かけませんね。
ウマは様々な種類で人間にとって非常に有用な動物として飼われてきました為、現在は、純粋な野生馬は海外においても、ほとんど居ないといわれております。
しかし、そんな中でシマウマだけは人間に畜産用として使われる事もなく、野生を保ったままです。
従って、あの縞模様は野生で生きて行く為に自身で進化した結果です。
・目くらましとしての縞模様
シマウマが生息しているのはアフリカなどのサバンナや草原です。
シマウマは草食動物であり、他の種類のウマに比べて臆病で攻撃的である事が知られています。
一般的には体力のある方ですが、過酷な動物界の生存競争の中ではかなり弱い存在です。そのため、あのシマシマ模様は目くらましの役目を担っているそうです。
目くらましと言っても一般的な背景との同化の為ではなくて、体の動きをわかりにくくする事のためだという事が研究で判明しました。
従来シマシマ模様は、人間の世界でも、催眠術に用いられたり、目をくらますのにとても便利です。
もしかしたら、シマウマの模様を参考に人間も目くらましにシマシマ模様を用いたのかもしれませんね。
・まとめ
1、シマウマは実は格式高い?生き物
2、シマウマは人を乗せて走れない
3、シマウマの縞は動きを悟らせない為のトラップ
本日もご閲覧頂きましてありがとうございます。