ASAPアニマルニュースです!
寒くなると、毛皮(ファー)のコートが欲しいとか、
ファーが付いたダウンジャケットが欲しい!
なんて話をよく聞きます。
実際にお店に行くと、このファーはリアルファーだから
めっちゃ暖かいっすよ!とか、
フェイクファーでもめっちゃ肌触りがいいんすよ!とか
店員さんから聞きますが、
ぶっちゃけ何なのかわからん!
という方々がほとんどだと思います。
今回はそんな方々に分かりやすく、
フェイクファーとリアルファーの違い、意味を紹介します!
リアルファーとフェイクファーの違い
明確な違いは、以下です。
リアルファー:動物の毛皮を使っている。
フェイクファー:動物の毛皮を使っていない。(化学繊維を使っている。)
リアルファーはキツネ、タヌキ、ミンクなどの動物が
中心でファーが作られています。
フェイクファーはアクリル、ポリエステルの合成繊維が
中心で、フェイクファーの生地が作られています。
フェイクファーの意味は、
FAKE=偽物(にせもの)という意味で、
ファーに似せて作ったものがフェイクファーと呼ばれています。
フェイクファーのメリットとデメリット
フェイクファーのメリット
フェイクファーは合成繊維の素材でできており、
材質や使用量にもよりますが価格はリアルファーより、
安く生産が可能です。
またアニマル(動物)保護という意味からも、
毛皮の素材の使用をやめて、フェイクファーを使うようにしている
企業も多数あります。
フェイクファーのデメリット
フェイクファーのデメリットは、
環境破壊の恐れがある事です。
合成繊維の材料は原油です。
原油を使用するということは、
その分工場を動かしますし、
その煙や廃油などで環境を破壊します。
リアルファーは動物の毛を使用している分、
動物たちの命の被害がありますが、
合成繊維をつくるのは、
地球への被害と私たちの健康被害
をもたらす可能性が大きいとされています。
まとめ
本日のポイントは2つ
①フェイクファーはFAKE=ファーに似た、
合成繊維の生地の事!
②フェイクファーの素材は原油から作られている!
③リアルファーを使っている!
リアルファーは冬のおしゃれアイテムとして人気ですが、
動物保護の観点からフェイクファーを使う企業が増えてきました。
動物の命を守ることも大切ですが、
フェイクファーの生地を使う事によって、
私たちの健康に被害がある事を考えると、
バランスが大切なのだと思います。
次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに!