皆さまこんにちは、ASAPアニマルニュースです。
今回は「早く」の意味である「ASAP」とは反対にゆっくり
とした動きの動物を紹介したいと思います。
子供達が大好きなペンギンさんです。
ペンギンさんはASAPアニマルニュース街頭調べに於いて
人気No.6の大人気動物さんです。
歩き方が可愛い上に、手足が短くて見ていて守ってあげたくなる愛らしさです。
今回はこのペンギンさんの中でも知名度の高いコウテイペンギンについて調べてみました。
コウテイペンギンは歩くのが遅い
動物園で見てもいつもゆっくりした動きで観衆を和ませているペンギンですが、
素早く動くことはあるのでしょうか？
コウテイペンギンの移動速度は、
Google先生に聞いてみたところ、時速６-9kmと出ていますね（笑）
コウテイペンギンさんがゆっくり動いている事が改めて分かったところで、
この動きの遅さが仇となり他の動物に格好の餌食にされないか心配になります。
でもご安心下さい。彼らは種の保存の為に天敵が少ないところに住んでますよ。
そうです、南極です。
南極には幼獣を襲うカモメはいますが、ホッキョクグマもいませんし、
成獣となった彼らを襲う動物はいないのです。
大人たちが身を挺してカモメの襲撃から子供達を守るのです。
ちなみに余談ですがコウテイペンギンとアデリーペンギンという
二種類以外は南極に生息しておらず、北極にはペンギンは全く生息しておりません。
コウテイペンギンの名前の由来は？
（※種々調べてもインターネット上には成否の明確な
答えは出ておりませんでした。面白い情報だなという程度で捉えてお読み下さい）
コウテイペンギンさんの英名はEmperor Penguin となっており、
コウテイペンギンさんのコウテイは皇帝の事だとわかります。
このウスノロな生物が何故皇帝なのでしょうか？
王様ではなく皇帝と称されるのには訳があるのでしょうか？
実は王様ペンギンという種類は実在します。体調は90cm程度であり、
ペンギンの中では大きい部類です。
実は王様ペンギンがペンギンの種類の中で二番目に大きいそうですよ。
そうですね。皆様お分かりの通り、
この王様ペンギンより大きいのが皇帝ペンギンです。
王様と皇帝の違いについて一旦触れておきます。
皇帝というと、中国の秦の始皇帝が思い浮かぶと思います。
始皇帝とは名前の通り、始まりの皇帝という意味ですね。
始皇帝は中国全土を統一した立派な王様でしたが、
皇帝と名乗ったのは中国全土統一後の事であり、
統一王者（王様）の事を皇帝と呼んでいます。
王国は一民族が一人の王様の元に建てたものを言い、
帝国は民族を超え広大な領域を支配した他民族の国を指します。
19世紀までは王様ペンギンが最大種のペンギンだと知られていましたが、
南極大陸に調査が及んだ際にこの王様ペンギンより大きい種類である
このコウテイペンギンを見つけた事から
皇帝の名前を冠したという説があるそうです。
皇帝とは言えど人間よりは小さくてとても可愛らしく見えますけどね。
実は太古の昔に人間より大きなペンギンが生息していたという学説が
最近出てきておりますが、その話についてはまた後日。
（コウテイペンギンって皇帝と呼ばれる程じゃねーじゃねーか）
次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに！
