ASAPアニマルニュースです!
高級な食材として知られる、
ロブスターや伊勢海老(イセエビ)ですが、
ぱっと見ザリガニと似ていますよね。
ですがザリガニは食材というよりは、
ペットのイメージが強いと思います。
子供のころに川でスルメを垂らして
釣った方も多いのでは無いでしょうか?
これらのアニマルの違いって何なのでしょうか?
本日はロブスター、ザリガニ、伊勢海老のちがいについて
紹介していきます!
ロブスター(オマール海老)とは?
南アフリカ地域、アメリカ東海岸、ヨーロッパの地中海から北欧ノルウェー近辺に
生息しています。
体長は約50cmほどですがアメリカンロブスターの大きいものですと
約120cm程のロブスターが水揚げされたことがあります。
体の色は真っ赤なイメージがあると思いますが、
生息地によって違っていて、青、赤褐色、灰色、クリーム色など様々です。
青のロブスターは日本人にとって、なじみの無い色ですので食欲が薄れますね(笑)
ちょっと高級な料理店などで、オマール海老の何とかという
料理を見たことは有りませんか?
オマール海老=ロブスターなのです!
これはフランス語でロブスタ―の事をオマールというので、
日本でもオシャレな感じを出すためにオマール海老と呼んでいるのです。
もしどこかでオマール海老もメニューを見つけたら、
これはロブスターだよ!と教えてあげて下さいね。
ザリガニ(アメリカザリガニ)とは?
ザリガニは本来、日本ザリガニと呼ばれるものが多くいましたが、
アメリカザリガニが来たことにより減少し、現在ではアメリカザリガニの数が多くなっており一般的にザリガニと呼ばれているものはアメリカザリガニであることの方が多くなっています。
アメリカザリガニは日本全国、アメリカ(南部以外)、メキシコ、ドミニカ、フランス、スペインに生息しており、体長は8cm - 12cmほどで、大きなものは20cm近いザリガニもいます。
伊勢海老とは?
房総半島以南から台湾までと九州、朝鮮半島南部の沿岸域に生息しています。
体長は20~30cm程です。
色は水揚げされた状態だと、くり色または紫黒色です。
煮るとおなじみの赤色になり、とても美しい見た目になります。
なぜ伊勢海老(イセエビ)と呼ばれているかというと、
伊勢がイセエビの主産地であることからきています。
日本では1500年ごろから食べられていることが分かっており、
古くから伊勢海老は日本のおいしい食材として親しまれています。
ちがいは?
それではロブスター、ザリガニ、伊勢海老の違いって何なのでしょうか?
学術的な説明は難しいので、できませんが(笑)
ロブスターはザリガニの仲間
伊勢海老はエビの仲間
簡単に説明するとこんな感じです。
決定的な違いはハサミです!
ロブスターとザリガニはハサミを持っているのに対して、
伊勢海老はハサミを持っていません!
外国ではちょっと解釈が違う
ここで驚愕の事実をお伝えいたします。
外国で伊勢海老はJapanese spiny lobster(ジャパニーズスピニーロブスター)
と呼ばれているのです!
!!?
外国ではハサミを持っていてもいなくても
大きい海老やザリガニはロブスターと呼ばれているようです。
先ほどお伝えした違いは、
あくまでも日本での分類の違いだということです。
まとめ
本日のポイントは3つです。
①オマール海老はロブスターのこと
②ロブスターとザリガニは仲間でありハサミを持っているが、伊勢海老は持っていない
③外国ではでかい海老とかロブスターは、みんなロブスター
次回もASAPアニマルニュースをお楽しみに!