前回に引き続き海の哺乳類について書きたいと思います。
今回は海に住むユニコーンと呼ばれる生物であるイッカクです。

イッカクはクジラやイルカの仲間として知られており、彼らと同様に哺乳類です。そして強烈な特徴としては口先から伸びているユニコーンの様な角です。
その角?(後ほど説明しますが厳密には角ではありません)は個体によっては3m程の長さもあり、串刺しにされたらひとたまりもない破壊力を持っていそうです。
今回はそんな特徴的なクジラの仲間イッカクについてお話ししていきます。
イッカクは幻の生物
イッカクは情報化が進む近年まではでは伝説の生き物であるとして扱われていたそうです。北極圏に住むイヌイット以外はその存在を明確に認識しておらず、ほとんど空想上の生物として考えられてきました。
イッカクは北極圏に住む動物であり、北極からほど近いグリーンランドに住むイヌイットの人たちからは昔から認識されており、大きな獲物(食料)として親しまれておりましたが、本当に学者達も認識していないほど伝説の生き物としての扱いを受けていたようです。
イッカクの生態
イッカクの成獣の体長は3.0m〜5.0m程にも及び比較的オスの方がメスより大きいです。体重はオスが1t〜1•5t、メスは1t弱程です。角の長いオスは全長がシロナガスクジラくらいになるのではないかと思われます。
タラやイカを捕食しており、シャチとは違って小さい獲物を捕食しています。潜水能力に優れており、1000程の深海まで潜る事が出来る様であり、深海で捕食をする事が多いそうです。
イッカクの角ってどうなってるの?
イッカクの角はオスのみが持っている様なのですが、冒頭にある様にその長さが3m程度もある個体もいるほどであり、極めて大きなチャームポイントとなっております。
この角は実は牙が発達したものであり、オスのイッカクが成長するにつれて口内から皮膚を突き抜けて徐々に長くなっていくそうです。
角(牙)はらせん状の模様をしており、どこかに突き刺したらうまい具合に掘り進めることが出来そうですが、刺すための角(牙)ではなくて、感覚神経となっていることが解明されており、海面から角(牙)を出した時に気温などを計っているのではないかと言われております。感覚神経になっているので、(シャチの記事でも紹介した)エコーロケーションの能力と合わせて使うことでアンテナの役割をする事も期待出来ますね。(解明され切れてないので正確な情報ではありませんが)
また、イッカクはハーレムを形成する動物であり、一頭のオスに対して複数のメスが寄り添う形をとっています。例の角(牙)の長い方がオスとしての魅力に溢れている事になり、沢山のメスを引き連れているそうです。
稀に二本の角(牙)を持つイッカクが確認されており(1%ほど)、ただでさえ珍しい生物なのにそんな珍しいイッカクに出会う事はほとんど不可能に近いですね。
まとめ
1、イッカクは近年まで幻の生物だった
2、潜水が大の得意
3、角の長い方がメスを惹きつける
いかがでしたか?今回は珍しい動物について書いていきましたが、似たような特徴をクジラの仲間は持っているので、また改めて海の哺乳類について書いていく事もあるかと思います。
最後までお読み頂きまして有難う御座いました。