最近ダチョウが高速道路にいるというニュースを見かけました。
ダチョウといえば、陸上を走り回る巨大な鳥として有名ですが高速道路を走ったという
情報は聞いたことが有りません。
実際にダチョウが高速道路を走行した場合、一般の車両についていけるのでしょうか?
そもそも人間が動物に乗った状態で高速道路に侵入可能なのでしょうか?
本日はそんなダチョウさんの秘密に迫りたいと思います。
ダチョウのプロフィール
翼を広げた時の大きさ: 2 m (おとな)
体重: オス: 120 kg (東アフリカ種)、 メス: 100 kg (東アフリカ種)
体高: オス: 2.1 – 2.8 m (おとな)、 メス: 1.7 – 2 m (おとな)
生息地
主にアフリカに分布され、砂漠やサバンナといった気候に対応しています。
環境適応能力が優れており、日本では北海道から沖縄まで飼育されています。
なぜ高速道路にいたのか?
※以下はNHKニュースの抜粋です。
群馬県高崎市の関越自動車道の下り線で、ドライバーから「ダチョウがトラックから逃げて高速道路上を歩いている」と、警察に通報があった。
駆けつけた警察官と高速道路のパトロール隊員が9人がかりで、ロープを使って捕まえようとしたが、ダチョウは逃走。
約1時間後、新潟方面に1km進んだところで捕獲されたということです。
ダチョウの速度は何km?
ダチョウは世界でチーター(過去記事参照)に次いで2番目に足も速く、
最速で時速70kmで走ります。また時速40kmで2時間走ることができるのです。
時速70kmは1時間に70km進む計算になります。
直線にすると、東京都千代田区を出発したとして
栃木県小山市まで到達できる距離になります。
時速40kmは1時間に40km進む計算になります。
マラソン選手は時速20km程で走りますので、約二倍の速さです。
またダチョウがフルマラソンを走る場合は約二時間ちょっとで走りきることが
出来るのです。
外国人選手として「ダチョウ」がエントリーをしたらマラソンの常識が覆ります(笑)
実際に走っているところをみてみよう!
自転車を追いかけて走るダチョウの動画です。
ロードレーサータイプの自転車に負けない速さを誇る
ダチョウの速度には圧巻です!
なぜ飛べないのか?
ではなぜダチョウは空を飛ぶことが出来ないのでしょうか?
①体の構造が通常の鳥とは違う
ダチョウには、通常の鳥が持っている竜骨突起という体のパーツがある。
それは鳥が飛ぶために必要な胸の筋肉を動かす手助けをしているのですが
ダチョウは竜骨突起を持っていません。
つまりダチョウはもともと飛ぶ機能を持っていないのです。
②走ることに特化してる
走るための筋肉が発達しているからなのです。
人間の筋肉と比べると実に3倍もの筋肉があるのです。
筋肉があるということは、つまり体が重くなるという事です。
脂肪より筋肉が重いという事を聞いたことは有りませんか?
高速道路で走行可能か?
乗る動物として有名な馬ですが、
日本の法律では馬は軽車両に該当するそうです。
軽車両とは自転車やトラクターなどの事を指します。
そうなると、ダチョウに乗って高速道路に侵入することは不可となります(笑)
余談でした。。。。
まとめ
いかがでしたでしょうか
今回はダチョウさんの秘密についてご紹介しました。
ポイントは3点
①ダチョウが高速道路にいたのは、輸送中に逃げ出したから
②走ることに特化している
③高速道路で走行不可!
次回もお楽しみに!