ビーバーはダムを作って暮らしています。
ビーバーと言っても〇ャスティン・ビーバーさんとは違いますよ(笑)
テレビなどでビーバーの姿を見るとダムをせっせと作る姿が非常に愛らしいですね!
でもあのダムはなぜ作っているのでしょうか?
・ビーバーのプロフィール
体長:約74~90cm
尾長:約20~35cm
体重:約13~32kg
寿命:約10~20年
分布:北米全域(カナダ北部と、アメリカ南部・メキシコの砂漠を除く)
食べ物:木の皮(ヤナギ、カエデ、ポプラ、ブナ、カバ、ハンノキなどを好む)、木の葉、形成層、水草
・なぜダムをつくるのか?
ではダムとは何なのか?このダムというのはビーバーの活動拠点であり巣でもあるです。
つまりビーバーは水の中の大工さんです。
この巣は主に枝を積み上げてできておりとても頑丈です。なんと人が乗っても大丈夫なのです。
人が乗っても大丈夫なんて、まるで有名な物置のようですね(笑)
このダムが頑丈な理由は土台が池の底に築かれているからです。
出入り口は水中に配置されておりこれは外敵から身を守る知恵です。
また生活をする部屋は分かれて作られており、床は水面より上に作られおり洪水対策もバッチリなのです。
とても効率的な建築様式ですよね!
・ビーバーのダムはすごい
すごいところ1:環境を反映させるプロ
このダムは川の流れも変えることが出来るのです。
川の流れを変える事は、水がないところに水が入ることになります。
つまり森林の成長に大きく貢献しているのです。
そこで新たな生物が生まれ、それを食料とすることもできるのでビーバーにとっても自然環境にとっても良い循環なのです!
さらにビーバーの作ったダムの川は流れが穏やかになります。
そうすると水鳥たちが羽を休める場所としても使用されることになるのです。
ビーバーは森に利益をもたらす存在なのです!
すごいところ2:冬への対策が天才的
ビーバーは北米に住んでいます。ビーバーは冬眠をしない動物ですので、厳しい冬を過ごすことになります。
もちろん冬になると川の水面は凍ります。
つまりビーバーの食べ物が制限されることになってしまいます。
ですがそんなことは有りません。
ビーバーのダムは水の中に入り口を設けてあることをお話ししました。
つまり水面に作られたダムを利用して氷と水面の間に空気の層ができるまで水を抜き、餌をとるのです。
とっても頭がいい動物さんなのです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ビーバーのダムについての理解が深まったと思います。
今回のポイントは2つ。
①ビーバーはダムを作ってそこを生活拠点にしている。
②ビーバーの建築技術は天才的
ジャングルで生活するときは、ビーバーを連れていくと生活に困らないかもしれませんね(笑)
本日もご閲覧頂きありがとうございます。
次回もお楽しみに!